フィジーの毛むくじゃらのアリダマ

さて・・・このアリダマについて書こう書こうと思っていたけど、次から次へと新しい情報や発見が続いて続いてどうしたものか・・・と考えていたけど、よくわからないながらも栽培環境や情報を書いていこうと思います!

・・・と一気に書こうと思ったけど大変なので小出しに。
まずは栽培環境から。
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ちょっとギッチリ感半端ないですが・・・。
この温室は上部に50wLED投光器×5、メタハラ150w×2、30w蛍光灯×2(地下室なので自然光無し)サーキュレーターで空気の滞りがないように全体に風が当たるようにしていて、ミスティングは1~2時間おきに1分程度作動します。
湿度は60~80、最近小型クーラーを設置したので温室上部は最高27℃ぐらいですかね。
ちょっと暗く見えますが、玉の方にも柔らかく光が当たっています。
このアリダマは現地では苔に埋もれていたりしてなかなか変わった生え方をしているので、それを真似て植え方はバスケットに水苔植えで、玉も埋もれさせるようにしています。もう一方もヤシガラマットで囲った中に水苔植えで埋もれさせるように。
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結構乾湿繰り返すので、玉についてた苔とかは育たない・・・
BB3.5で見たゆうさんの大玉は苔まで綺麗に育っていて素晴らしかったなぁ。↓
(画像掲載承諾済み)
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こんな感じで、だいぶ湿潤な環境を好むようです。
表面の毛も根が変化したものですし、ミスティングがかかるところは特に新しい根がにょきにょき生えてきます。
そして、それがとても魅力的。
素晴らしいですね・・・。

今のところうまくいってます。雲霧林のアリダマの入門というぐらい栽培は容易に思えます。こんな貴重で面白いものがこんな簡単に育っていいの・・・?
あ、でも日照、通風とかは大事だと思うので、気を付けた方がいいです。
また今度書きますが、先日日本のアリダマニア達(若干名)を賑わせたあのSquamellariaも今のところ同じような環境でうまくいっています。・・・生きてるうちに書かないとな・・・

しかしこの毛むくじゃらアリダマ、最初はHydnophytum cf. grandiflorum としてリリースされましたが、どうやら違う模様・・・。
自分も疑うことなく、これはヒドノだろうと思ってましたが、ある論文を見ると、フィジーのアリダマはSquamellariaとされていました。花や姿で区別できるのかと思いましたが、調べると花がヒドノ似で姿がメラリア似というやつまで出てきたし、もぅまぢむり意味わかんなぃ・・・

ビチレブのものとタベウニのものは姿が酷似しているけれどなんと別種?
同じビチレブ産なのに花の形状が違う??
初回リリースされた株も栽培していますが、BBで展示されていた株と葉の形状がかなり違うのも気になってしまう・・・

長くなるので、ここら辺はまた別で書きます。
あと全体像写ってないのでそこらへんも見て頂きたいです、超カッコいいので。
アリダマ面白すぎてやばいです・・・